くるみちゃん

庭で子猫を産んでいたキジ白。保護したものの威嚇祭り。いつかは距離が縮まればいいなあという記録

2022年の春生まれと推定。メス。元野良。 飼い主は50代、女。 2023年4月、庭の一角で、キジ白猫が子猫を4匹産んでいた。以前から放し飼いの猫や野良猫がうちの庭に来て正直迷惑していたのだが、雪の降る寒い日に庭で団子にかたまっていた猫たちを見て可哀そうになり、段ボール箱をおいてしまった人間。箱など置いて、どうぞここでお産してくださいと言っているようなもので、当然の結果であった。無責任な餌やりには批判的で、餌をやるなら保護して避妊・去勢手術、その後は家探しかリリースすべしと常日頃から思っていたが、箱を置いても同じ責任が発生すると猛省。保護猫施設を調べて相談。すぐに捕獲準備へと話は進んだ。子猫はいつもすぐに貰い手があるので募集をかけるが、母猫は人に慣れない可能性が高いのでリリースを考えているとのことだった。箱を置いた責任を強く感じていた人間は、慣れないかもしれないけれど、うちで引き取りたいと申し出た。 まだ授乳中であったため、しばらく保護施設で子育てをし、飼い猫修行を行うことになった。とにかく母性の強い母猫で、一日中お世話をしっかりして、子猫たちはピカピカフワフワの元気な状態であった。人間に対しては、いつまでたってもウーシャーと威嚇しまくり、施設の人を引っ掻いたこともあるらしい。 子猫達は全員すぐに行き先が決まり、2ヵ月後、親離れしてきたタイミングでそれぞれが新しい家へ。母猫も最後の子猫が引き取られた日にうちへ連れて帰った。まだまだ慣れているとは言えない状態だったが、施設で多少慣れても、また新しい環境に行くと一から慣れる修行が必要だろうということで、当初よりも早く引き取ることにし、2023年6月末に家猫デビュー。 なかなか心を開いてくれない、殻の硬い性格ということで、名はくるみちゃんにした。ゴロゴロ言いながらすりすりする日は来るのか。シャーシャーされながら、飼い主は淡々と世話をする。
プロフィール
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