くるみちゃん

庭で子猫を産んでいたキジ白。保護したものの威嚇祭り。いつかは距離が縮まればいいなあという記録

再び現る

結局、夕方まで納戸にこもったままだったくるみちゃん。ちゅーるを持って行こうとも、新しく餌を入れなおして持って行こうとも、納戸の奥のどこかに入ったまま出てこなかった。数時間そのままほったらかしにしていたが、やっぱり気になるので、グリーニーズの歯みがきスナックを持って行ってみた。わざとガサガサと袋を振って音を出し、食器にカラカラーンと音をたてて入れる。水を新しく変えて、飼い主は去る。10分後に見てみると空になっていた。元気ならば良いと、さらに数時間放置。

トイレを納戸でされても困るので、ずっと籠城するつもりなら納戸の前にトイレを移動して、もうここに住めばいい、とケージからトイレを取り出して持って降りた。部屋に戻って、夕飯にはちょっと早いが、朝からおやつしか食べてないからドライフードを準備しておくかと測っていたら、少し離れた足元にくるみちゃん出現! Look who decided to show up!!!とほっとする飼い主。急いで部屋のドアを閉め、フードをケージに持っていこうとすると、いつも通り俊敏に3段目まで飛びあがり、飼い主がフードを置くのを見守る。一安心だよ、飼い主は。

納戸の前に置いたトイレを急いで持って上がり、食事中のくるみちゃんにかまわず1段目に入れる。食べるのはやめたが、不思議そうに見ていた。トイレをすぐに持って上がったのは大正解で、食後、早速使っていた。

その後は爪をばりばり研いで、いつも通りに窓辺へ。何事もなかったように寝ている。

今日は朝から動揺しまくった飼い主であった。慌てず騒がずとも、猫はお腹が空いたら籠城先からいつかは出てくるのだな。

あの手。