この間、くるみキャットの尿のPHは7で中性あった。これを弱酸性にすべく、下部尿路結石対応のフードにさっさと変えたいのだが、獣医にもらったサンプルではことごとく軟便または下痢になってしまう。こういう療法食だけではない。同じドライフードの味だけ替えたものでも軟便になる猫である。急に変え過ぎたかと、数粒ずつ増やしてゆっくり変えているつもりでも、新しいフードが3割程度になると下痢、血便まで出したりする。悩ましい。色々なサンプルを試すのも良くないので、ここしばらくはまた元のフードに戻し、落ち着いていた。昨日から別のサンプルを少しずつ混ぜているのだが、今日は既に軟便である。
くるみキャットは、鶏が好きではないことがわかった。鶏肉のウェットは食べない。アレルギーというわけではないのだと思う。うちに来た当初から、ドライフードの味はサーモンだが、原材料にチキンが含まれているものを与えており、他のフードを混ぜて軟便・下痢になっても、これに戻すとお腹の調子が落ち着くのである。だが、これは下部尿路ケア対応ではない。最初から尿ケアのフードにしておけば良かった。
とにかくまだうちにきて3ヶ月も経っていないので、何かと敏感に反応するのだと獣医師。この間いただいた下痢止めを使いながら、尿ケアフードを試していく。
猫がトイレに行く度に一喜一憂する飼い主は疲れ気味である。突発性難聴になってしまった。猫だけが原因のストレスというわけではないが、一つの心配ごとであるには違いない。
軟便とはいえ、元気はあるくるみキャット。弾丸のように部屋を走って狩りごっこをし、今は、石の上で涼みながら、夜食を待っている。
「いつまで待たせる気」